人気ブランドから定番、小物まで

2018年がいよいよ本格始動。コレクションシーズンにも入り、1年のお買い物計画を立てる気の早い人もいるのでは?そんなお買い物計画の一助となるべくに関わるスタッフたちの17年のベストバイをピックアップ。あの人気ブランドのアイテムから、今年も買える定番品、小物まで幅広いラインアップのアイテムを紹介する。

昨年は、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の「グッチ(GUCCI)」が着たくて半年かけてダイエット。目標を達成してすぐに張り切ってこの「グッチ」のセットアップを買いました。ボウタイブラウスとプリーツスカートは無意識に手に取るフェチアイテム。蛇をはじめよく見るといろいろな柄がプリントされていて、絵本を着るみたいな感覚です。

「サカイ(SACAI)」と「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のコラボがどうしても欲しかったのですが、伊勢丹の事前抽選からオンラインショップまで、すべて残敗。「こんなことなら海外サイトで買えばよかった……」と落ち込んでいましたが、好きという思いが伝わったのか!?裏原系のショップで新品定価1点のみ抽選ありとの情報が。その日の朝、当たることしか考えないで向かったら見事当選。諦めない粘り強さって必要だな、としみじみ思った瞬間でした。

数年前に窪塚洋介さんも着たことで一気に知られるようになった「ザ・サカキ(THE SAKAKI)」の定番アイテム。スタジャンというストリート感のあるアイテムに和の要素が詰め込まれたキレイ目の一品です。4、5年前から毎年買おう買おうと思っていたのですが、なかなかマイサイズが見つからず、買えずにいたところたまたま寄ったショップで発見し、即購入しました。

普段は無地の服しか着ませんが、先輩に後押しされていつもとは違う洋服に挑戦しようと購入したのがこの「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」のロンT。初めて会社に着て行った日はかなり恥ずかしかったものの徐々に慣れ、着続けるうちにいい具合に色も落ちてきました。今の季節でも、人の熱気で暑い室内の音楽ライブ鑑賞の際には着用しています。

デニムブランド「リゾルト(RESOLUTE)」の定番“710”(細身のストレート)です。日本におけるレプリカジーンズブームをけん引した林芳亨デザイナーの口癖は「たかがジーパンや!」。シンプルでありながら、はいてみて感じるシルエット美や武骨な見た目に反した軽さ、着回しやすさなどで「買った甲斐がある」「されどジーパン!」感がすごいです。

「リベンジ × ストーム(REVENGE x STORM)」のスニーカーは入手困難なものらしく、カニエ・ウェスト(Kanye West)も欲しがっている、偽物でも高値がついている、などなどさまざまな噂があります。スニーカーやそういったカルチャーに全く興味がないのにバーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)の中野さんにささやかれて購入。見た目は「ヴァンズ(VANS)」ですが、お値段は3万円超えです……。でも、可愛くて気に入ってます。

11月のブラックフライデーでありとあらゆるECを比較し、ベストプライスで買えたと思います。単価で2万〜3万円ほどする「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の代表アイテム“インダストリアルベルト”のストラップと革のストラップが付いており、それを考えるとお買い得だと思い12月のボーナスを捧げる勢いで購入。仕事で使うMacbookがちょうど入るサイズ感もベストです。

巷はサコッシュブームですが、僕がヘビロテしているのは武蔵小山にある「みやがわスポーツ」のもの。一つ一つ店主が店奥で製作しているのですが、その時手元にある素材を組み合わせて作るので、ほぼ一点モノ。値段はなんと3000円以内!ナイロン地のものもありましたが、「買うならキャンバス地がいいよ。作ってる俺が言うんだから間違いない」と言われ、即買い。

日中よく外出することが多くサングラスを購入したいと思っていましたが、なかなか思うようなモノが見つからず早数年……。そんな時に、普段から着用している「ソーイ(SOE)」から首にかけるストラップ付きのサングラスが出ていたので迷わず購入。首にかけっぱなしで簡単に着脱できるので、「フジロック」などのスナップ撮影で大活躍してくれました。

昨年から流行中の“ちいさいふ”。コンパクトながら、カードもお札も小銭も入る優れものです。「サリーズ(SALLIES)」のものは、お値段も3000円でお釣りが来るお手頃価格。財布の買い替えに悩んでいた時に、「ミヤオ(MIYAO)」の宮尾史郎デザイナーにおすすめされて購入しました。現在、家族や友人、同僚など周りにも持っている人が急増中。現地通貨用の財布として旅行や出張にも便利です。

アウトドアでザックなどに小物を付けやすいよう、小ぶりで軽量になっていて、非常に便利です。「アンド ワンダー(AND WANDER)」ではサコッシュやマグカップなどの小物にもこのカラビナが付いていて、以前からいいなと思っていたのですが、渋谷・元代々木町にある直営店でバラ売りされているのを発見し購入しました。250円というお手頃感もあり、何個あっても便利。

「ラプアン カンクリ(LAPUAN KANKURIT)」はフィンランドのブランドですが、吸水性、速乾性抜群。使えば使うほど味わいがでます。今まで使用した北欧のキッチンタオルおよび、日本の手ぬぐいの中でこれに勝るものはありません。フィンランドでは、コットンのタオルは使用せず、全てリネンだそう。大判のものはテーブルクロスとしてもブランケットとしても、ピクニックシートとしても使用できます。人気陶芸作家の鹿児島睦さんデザインの柄もあり、少しずつサイズの違うものをそろえようかと検討中。

完全独立型のイヤフォンで、ケーブルが無いのでまったくストレスを感じません。「イアリン(EARIN)」のものはイヤフォン本体が1回の充電で3時間聞くことが可能。イヤフォンを収納するケースが充電器&バッテリーとなっており、1回の充電でイヤフォン本体を3回充電できるのでとても便利です。今年新作が出るようですが、曲を再生・停止できる機能やマイクも本体に付くらしく、期待大です。

“カトリック”をテーマに荘厳なドレスが集結リアーナもホストを務めた「メットガラ」

にニューヨーク・メトロポリタン美術館で、10日から同美術館で開催されるファッション展覧会「Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination(天国のボディー:ファッションとカトリックのイマジネーション)」のオープニングパーティーである「メットガラ(MET Gala)」が開催された。

毎年展覧会のテーマに合わせた衣装で大物セレブが一堂に会し、“ファッション界のアカデミー賞”とも評される「メットガラ」。今年は主催者であるアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長とともに、これまでの「メットガラ」でも衣装で定評があるリアーナ(Rihanna)、ドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)、ジョージ・クルーニー(George Clooney)の妻で弁護士のアマル・クルーニー(Amal Clooney)が共同ホストやスポンサーを務めた。

今回はカトリック、そして宗教がテーマということで開催前から物議を醸していたが、来場者のカトリックや宗教に対する考え、そしてテーマの解釈は多種多様だった。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のドレスを着用したモデル、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー(Rosie Huntington Whiteley)は「私はカトリック信者よ」ときっぱり宣言してレッドカーペットに現れたのに対し、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が手掛けた「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオートクチュール・ドレスとヘッドピースを着用した女優のフランシス・マクドーマンド(Frances McDormand)は、「私は無神論者」とプレス陣に語った。一方、デザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen)は「僕は何か特定の神様というものを信じてない。でも信じることはとても大切で、時に大きな力となる。何を信じるかはそれぞれの人が時間をかけて見つけるものだと思う」とコメントした。

ラッパーのニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)は着用するのに5時間かかったという「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のロングドレスで登場。デザイナーのフェルナンド・ガルシア(Fernando Garcia)とローラ・キム(Laura Kim)がドレスの裾を持ってサポートした。

毎年同様、話題に事欠かない「メットガラ」だが、今年もニュースが盛りだくさんだ。昨年は自分のカットしたドレッドヘアをアクセサリーとして持ってきたジェイデン・スミス(Jaden Smith)は、今年はさらに大きなアクセサリーを持ってきていた。「これが今夜の僕のパートナー」とジェイデンが紹介したそのアクセサリーとは、大きな額縁に収められた彼の最新シングル「ICON」のレコードだった。

また、ラッパーの2チェインズ(2 Chainz)は階段の途中で突然ひざまずき、5年間連れ添っているパートナーのケシャ・ワード(Kesha Ward)にプロポーズした。突然のプロポーズに彼女は「イエス」と答え、仲むつまじい様子を見せた。一方交際が報道されたばかりのカップル、起業家イーロン・マスク(Elon Musk)とシンガーのグライムス(Grimes)も連れ立って来場。グライムスはマスクが共同設立者と最高経営責任者を務めるテスラ(TESLA)のロゴにそっくりのチョーカーを着用していた。

共同ホストでもあるアマル・クルーニーは、「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」のドレスで登場。夫のジョージ・クルーニーは取材陣から「子どもは元気?」と聞かれ、彼女の大きなスカートを持ち上げて「子どもたちはスカートの下に隠れてるよ」と冗談を飛ばした。